元婚約者の補佐官は偽りの公爵令嬢を二度と手放すつもりはない

筆頭公爵令嬢であるヴィクトリア・アン・ウィンチェスターは、名前と身分を隠してアン・トレイシー子爵令嬢という名で、地味な専門職文官として王宮で働いている。予算面で何かとぶつかる王太子の政務補佐官のジークフリード・フォン・シュバルツバルト侯爵令息とは政敵と言える相手だが、実は彼はヴィクトリアの幼き日の元婚約者で、解消されて十年になる。名前も身分も違うからか、アンがヴィクトリアだとは気付いていないと思われるが。
二人が隣国への派遣研修生に選ばれたことで、状況が動き始める。
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王道の溺愛ハピエンもの。十三話で本編完結しました。
設定諸々かなり緩め。

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