昭和38年 ~令和最新型のアラフォーが混迷の昭和にタイムスリップしたら~【なろう版】

 気がつくと男は見知らぬ街にいた。
 東京なのは間違いないのだが、どうも景色がおかしい。
 木造やらバラックやら、高いビルもないし空が広い。
 道路を走っているのは、クラシックカーばかり。
 近くの店で新聞を見ると――日付はなんと昭和38年。
 財布の中の金は使えない、着の身着のまま。
 カバンの中は、ネットにつながるはずがないスマホだけ。
 衣食住、すべてをなくした時間渡航者のオッサンは生き延びることができるのか。

 某所に投稿した作品を全年齢用+R15に構成し直したものです。

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー