何も教えられず嫁いだら私が別邸で、愛妾が本邸で暮らしていました。

著者:瀬崎遊

 理由が解らないまま生家で無視されて育ったレガテリテ。
 学園の卒業と同日に嫁がされ、生家に二度と戻ってくるなと父親に伝えられる。
 初夜教育も受けていないレガテリテは旦那様にされることが怖くて仕方ない。
 けれど、旦那様の望みならと必死で我慢して受け入れる。
 旦那様のサルバシアは忙しいらしくて、週に一度しか帰ってきてくれない。

 寂しいと伝えると週に二度帰って来てくれるようになる。

 レガテリテの不幸は妊娠してから始まる・・・。
 初夜教育もされていなかったのだから、妊娠がなにかも解らない。
 体の中で蠢くものがおぞましくて仕方なかった。

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