弱小リズベール国の王女クレアは大国の第七王子ユーリと婚約するが、嫁いだ先では離れでの生活を余儀なくされる。
行動も制限され、手紙すら怪しまれる生活。だがクレアは弱小国出身の身では文句も言えないとその生活を受け入れることにした。
婚約者であるユーリもクレアの状況を真摯に詫び、次第に二人は惹かれ合っていく。
これは、そんな弱小国王女と大国王子の恋愛物語。
……なのだが、実際のリズベール国は弱小国などではなく、尋常ではない力と強大な魔法を使う脅威的な強さを持つ国だった。
だがクレアはそんな事は思いもせず、知ってしまったユーリは彼女の勘違いに振り回される。
正しくは、(自称)弱小国の最強王女と王女の最強さに振り回される大国王子の恋愛物語。
レビュー