二年振りに再会した幼馴染には、どうやら彼氏がいるらしい※旧題:転校先に幼馴染に再会したけど、どうやら彼氏がいるらしい

「私がずっと、しょうちゃんの傍にいるから--」

幼い頃両親を亡くし、妹とたった二人になってしまった俺を慰めるように、幼馴染の彼女はそう言った。
その後母と親交の深かった彼女の母--要(かなめ)母さんの厚意により、俺と妹は彼女の家で暮らすようになる。

それでも俺達の関係は変わらず、何をするにも彼女と一緒という、変わらない毎日を過ごしていた。

けれど中学三年の夏、俺--地原小吾は事故に合ってしまい、全身打撲、下半身不随という重体を負ってしまう。
失意の中入院生活を送る日々を送っていたある日。とある出来事によって俺達は離れ離れになってしまった。

--それから一年半後、俺は名門進学校の『九条学園』へと編入する事になった。

だがその学園には幼馴染の彼女がいて--

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