「苦しい?」
辺境伯令嬢ディーナ・シュネーヴァイスは、青薔薇の咲き乱れる美しい庭園で、美貌の公爵令息オスカー・ヴァールハイトに裏切られ、息絶えた……はずだった。
ところが目が覚めるとそこは、生まれ故郷の自分の部屋。
あれ?わたし生きてる?
そして時間が半年前に巻き戻っている?
だったら今度は理不尽に殺されないためにも、彼と出会わないようにします!
本命の女性とどうぞお幸せに!
……そう思っていたのに、彼のピンチを見かねて助けたら、なぜか彼がわたしの婚約者として立候補してきた。
瞳をきらきら(ギラギラ)させたあとで「恩に報いる義務がありますので」と生真面目におっしゃいますけど、それって本当に本心なんですか?
え?溺愛?重い執着?そんなの聞いてません!
武力は高めだけれど恋に臆病になった辺境伯令嬢と、彼女を深く愛するがゆえに絶望と戦い続ける公爵令息が、運命に屈せず幸せをつかみ取るまでのお話です。
他サイトには未投稿。ゆるふわ設定ご容赦。
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