【短編】「悪役令嬢に転生しましたが、本編終了まではヒロインの邪魔をいたしません」

著者:まほりろ

 自分がゲームの悪役令嬢で、卒業パーティで婚約破棄され、修道院に送られると知ったのは十二歳の時。
 それから私は婚約者の王太子の機嫌を損ねないように、ゲームのヒロインを虐げないように、気を配って生きてきた。
 だがやはり結末は変わらず、ゲームのシナリオ通りに婚約破棄されてしまった……。

 フフフ、計画通りだわ。
 王太子殿下も男爵令嬢もせいぜい今のうちに我が世の春を楽しんでいるといい。
 これからは私のシナリオ通りに踊ってもらうのだから。

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※2024年1月8日朝の日間ランキング・異世界恋愛6位、総合7位、日間異世界転生/転移ランキング/恋愛3位でした。読んでくださった皆様ありがとうございます。

※元々付けるはずだったタイトルは「悪役令嬢は『悪役』をやめて『悪人』になります」でした。

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