追放されたギルド職員は、世界最強の召喚士~今更戻って来いと言ってももう遅い。旧友とパーティを組んで最強の冒険者を目指します~

著者:月島 秀一

「アルト・レイス。召喚魔術しか取り柄のないお前は、我がギルドの職員としてふさわしくない――クビだ」
 ギルド長に嫌われたアルトは、度重なる嫌がらせを受けた末、冒険者ギルドを追放された。
 肩を落としながら自宅へ帰るとそこには、学生時代に競い合った三人の旧友。冒険者学院を卒業して以来、一年ぶりの再会だ。
「アルト、お誕生日おめでとう!」
「えっ、冒険者ギルドをクビになった……?」
「それならぜひ、うちのパーティに入っていただけませんか!?」
 有名冒険者になった旧友たちは、『最強の召喚士』を自分のパーティへ引き込むため、必死のアピール合戦を繰り広げる。
 新たな居場所を見つけたアルトは、かつて夢見た『最強の冒険者』を目指し、輝かしい未来へ進んでいく。
 一方その頃、不当にアルトを追放したギルド長は、アルトを目当てにギルドへ通っていた有力者たちの不興を買ってしまい……。
 これは飼い殺し状態にあった最強の召喚士が、世界にその名を轟かせる物語――。
※カクヨムでも連載中

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