俺なら婚約破棄だけだなんて生ぬるいことしないと彼は言った。

がたごとがたごと荷馬車は揺れる。売られていく花嫁は私。まあ、金を払ったのは私の家なので、売られてというのは違う。ただの気分だ。
王太子に婚約破棄され、捨てられた私を拾ったのは田舎の男爵だった。即自宅に連れ帰ってくれて、一緒に彼に領地に行くことになった。花嫁として。その道中も一筋縄ではいかず? おまけ追加しました。別視点の「私を私として好きになってください。番がどうとか言わずに。と彼女は言った。」あります。

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