【連載版】ごきげんよう、元婚約者様

「最後にお会いしたのは、貴方から婚約破棄を言い渡された日ですね――」

 ローゼンハイン侯爵令嬢クリスティーネからアレクシス王太子へと送られてきた手紙は、そんな書き出しから始まっていた。アレクシスはフュルスト男爵令嬢グレーテに入れ込み、クリスティーネとの婚約を一方的に破棄した過去があったのだ。

※ 別視点エピソードを追加するため、連載版として再作成しました。冒頭2エピソードは短編版と同じものになります。
 
※ アルファポリスにも投稿しています。

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