婚約破棄された令嬢は、前世から美貌の神様に執着されています~生まれ変わったら、神様が国一の貴公子になっていました~

「すまない。シオン・クロレンス嬢。只今を以て、貴女との婚約を破棄させていただきたい」
バレル伯爵が告げた。その隣には、妹のマリエッタがしおらしく彼に持たれかかっている。
「今度こそ幸せな結婚をしてみせるって思ってたのに……!」
シオンは、思えば前世から、男運がなかった。たまたま、寂れた神社でお祈りをしたばかりに、美しい男神、『初雷(ハツライ)』に執着されてしまったからだ。ハツライはシオンに近づく男たちを次々排除した。そのストレスからか、28歳という若さで死んでしまったシオン。しかし、どうやら生まれ変わっても、ハツライは追いかけてきていたようで。
「絶対に、君を、私の伴侶にする」
厄介な執着系神様かと思いきや、ハツライは今世ではまともで立派な貴公子になっていて――。
美貌の神様、ハツライに深く執着されるお話です。※激しめざまぁ注意

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