彼はもう間違えない。

著者:@豆狸

──彼女を愛するんだ。

バレンティン子爵令嬢マノンとの見合いのとき、頭の中に響いた声をムデルは無視した。
十三歳のムデルの心はもう、王宮で出会った麗しき水晶姫に奪われていたのだ。

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