「俺がお前をお姫様にしてやる!!」
かつてクラスでいじめられていたぽっちゃり女を誰もが羨む学園一の美少女に育てあげたのは、ボッチで陰キャの男子高校生だった。
クラスメイトからはダサ眼鏡と揶揄され、顔を向ければ悲鳴が上がる。終いには『浅野さん可哀相。あんなキモいやつに見つめられて。美少女って言うのも大変なんだな』とまで言われる始末。
しかし悲しきかな。学園一の美少女は少年ではなく口さがない彼らの方に怒り浸透だったのだ。
これはメイクアップアーティストを母に持つアーティスト志望の少年と、成り上がり美少女によるすれ違いの恋模様。
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