退職社畜の抜刀記

働いていた会社はブラック企業で倒れてしまった刀抜閥はこれを機会に退社するが働き口が見つからないまま半年が経過。そんな中25歳の誕生日を迎えて妹から妹が勤めているVRの会社のVRMMORPG『Legend・Fantasy・On-line』をプレゼントされて、『バツ』という名前でゲームを始める。
多数あるジョブの中、無難に【戦士】でプレイしていたがドロップアイテムの刀を手に入れてから【武士】にジョブチェンジ!
社畜時代の効率化と集中力でまさかの戦法を生み出す。
それは、「わざわざ戦うよりも最初の一撃で倒した方が楽じゃん」、と退職した社畜の効率プレイは最初の抜刀で敵を倒すというもので―――。
これは退職したが故に独自の思考を持つ社畜が電脳世界で誰にも靡かす、従わず、悪質プレイヤーをPKし、綺麗ごとをのたまうプレイヤーをボコボコにして就職に悩む、抜刀奇譚。

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