一ノ谷鈴の小説一覧

小説家になろう

母親大好き公爵との婚約を速やかに破棄したいので、みんな力を貸してください

 婚約を申し出る一通の手紙。それにより、伯爵令嬢アンジェラは絶体絶命の危機に陥っていた。相手の公爵はこれっぽっちも母離れできておらず、しかもその母親は恐ろしく性格に難のある女性だったのだ。  これまでに幾人もの令嬢が公爵と婚約したのだが、そのたびに彼と母親に振り回されて心を病み、婚約を破棄せざるを得....
著者 : 一ノ谷鈴
小説家になろう

聖女に選ばれた妹が、なぜか私を目の敵にしてきます

 フローリアは貧乏男爵家の令嬢だ。質素だが穏やかな彼女の生活は、一つの神託によって大きく変わってしまった。その神託により、フローリアの妹レナータが聖女に選ばれたからだ。引っ込み思案で気弱なレナータは、聖女に選ばれたことにより態度が豹変し、なぜかフローリアを目の敵にし始めたのだ。聖女として権力を得たレ....
著者 : 一ノ谷鈴
小説家になろう

婚約破棄されて修道院に送られましたが、そこは楽園でした

 伯爵令嬢ヘレナは、ある舞踏会で婚約者のマーティンに婚約破棄を告げられた。彼は他の令嬢を愛してしまったのだった。  そしてヘレナは辺境の修道院に送られることになった。婚約破棄の噂は既に社交界で広まってしまっている。その噂が消え、ほとぼりが冷めるまで修道院で清く正しい生活をするように、そう親から言われ....
著者 : 一ノ谷鈴
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捨てられたお飾りの妻は、二人で人生をやり直すことにしました

 男爵の妻キャサリンは今年で二十歳。しかし彼女の結婚は政略結婚でしかなく、そこに愛はひとかけらもなかった。彼女はずっと屋敷の離れに押し込められ、一人きりで暮らしていた。  夫である男爵は彼女をかえりみないばかりか、彼女を虐げ、暴言を浴びせ続けていた。彼の非道な仕打ちに疲れ果て、日に日にやつれていくキ....
著者 : 一ノ谷鈴
小説家になろう

彼女は悪事の理由を話したくないようですが、王子はどうしても理由を知りたいようです

 侯爵令嬢オリヴィアは、婚約者であるシルヴァン王子に呼び出されていた。最近、彼女が周囲の令嬢たちに嫌がらせを働いている、そう告発する文がシルヴァンのもとに届けられたのだ。もしこの告発文の内容が正しければ、婚約破棄すらも視野に入れなければならなくなる。シルヴァンはそう言って、彼女に真実を話すように迫っ....
著者 : 一ノ谷鈴
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ダメ王子のお守りにはもう疲れました。婚約破棄ですか? どうぞ、お好きなように。

 公爵令嬢シャーロットは、突然ルーカス王子から婚約破棄を告げられたことに困惑していた。そもそもこの婚約は、軟弱で中身が空っぽ、見た目だけが取り柄のルーカス王子を他の令嬢の魔の手から守るためのものだったのに。  これまで毎日毎日ルーカス王子を誘惑しようとする令嬢たちを必死で退けていたシャーロットは、目....
著者 : 一ノ谷鈴