有沢真尋の小説一覧

小説家になろう

殿下の婚約者は、記憶喪失です。

 王太子の婚約者である公爵令嬢アメリアは、いつも微笑みの影に疲労を蓄えているように見えた。  王太子リチャードは、アメリアがその献身を止めたら烈火の如く怒り狂うのは想像に難くない。自分の行動にアメリアが口を出すのも絶対に許さない。たとえば結婚前に派手な女遊びはやめて欲しい、という願いでさえも。 ....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

食べてしまってはいかがでしょう〜無実の罪で投獄されたので、姫様の婚約者を甘いお菓子の材料にします〜

 王宮のパティシエ、ジュリアーノは「作る菓子が美味しすぎる」という理由で投獄される。  仕事していただけなのに!? と訴えるも取り合ってもらえない。  作ったお菓子で姫君がふくよかになり、婚約破棄の危機にあるから生かしてはおけないという言いがかりまで。  納得などいくはずもない彼の前に現れたのは、....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

その婚約破棄、巻き込まないでください

公爵令嬢の婚約者である王子に、あのセリフを言われたら詰み。 絶対に巻き込まれたくない男爵令嬢の戦いがそこにある。 ※作中の薬の効用はフィクションです。 【他サイトにも公開あり】 「公爵令嬢と婚約破棄したい王子がロックオンして迫ってくるけど、絶対に巻き込まれたくない男爵令嬢による策略」からタイト....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

騎士団長なんて、無理です! 筋肉に興味はありません!

 王妃付き見習い侍女のクレアは王宮勤務にかこつけて「細身で穏やかな性格の、落ち着いた大人の男」を結婚相手として探していた。  それなのに、王妃から持ちかけられた見合い話は、筋肉一筋の騎士団長……! 「騎士団長なんて、無理です! 筋肉に興味はありません!」 ※直接の続編ではありませんが、前作「公爵....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

公爵令嬢のプライドと友情

 平凡地味顔を自認する公爵令嬢は、婚約者である王太子の婚約相手が、美貌の妹へと変更されそうだという話を耳にする。  王太子の真意を確かめるため、親友である男爵令嬢とともに、地味顔を最大限に利用し、王宮への潜入を試みる。 【他サイトにも公開あり】....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

駆け落ち前夜

 肖像画を捏造して欲しい。  無名画家レオルニの元へ、成り上がりの富豪から届いた依頼。  百年後に鑑定されたときに、まるで「王家と縁があったかのように匂わせるような絵」を画家名不詳で仕上げて欲しいというのがその内容であった。  城館の一室にこもり、レオルニは架空の肖像画を描き始める。  その傍ら....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

アリスと魔法の薬箱~何もかも奪われ国を追われた薬師の令嬢ですが、ここからが始まりです!~

 アリスは、代々癒やしの魔法を持つ子爵家の令嬢。しかし、父と兄の不慮の死により、家名や財産を叔父一家に奪われ、平民となる。  それでもアリスは、一族の中で唯一となった高度な魔法の使い手。家名を冠した魔法薬草の販売事業になくなてはならぬ存在であり、叔父一家が実権を握る事業に協力を続けていた。  ある....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

二度目の結婚は、白いままでは

 望まぬ結婚を強いられ、はるか年上の男性に嫁いだシルヴィアナ。  未亡人になってからは、これ幸いとばかりに隠遁生活を送っていたが、思いがけない縁談が舞い込む。  どうせ碌でもない相手に違いないと諦めて向かった先で待っていたのは、十歳も年下の青年で「ずっとあなたが好きだった」と熱烈に告白をしてきた。 ....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

貴方が婚約者とは

「縁談がきてしまいました。結婚する気なんてなかったのに」 「どうしてですか。結婚の何が嫌なんですか」 「結婚が嫌なのではなく、相手が嫌なんです」  変わり者といわれる令嬢は、いけないと知りつつも、図書館で出会った青年にひかれてしまう。しかし降って湧いた縁談のせいで、青年とはもう会えないことに。 ....
著者 : 有沢真尋
小説家になろう

猫も食わない〜別れ話になっていますが、お付き合いしてもいません〜

一日の仕事を終えて、火の落ちた暖炉の前で愛猫を抱いて寝る。 そんなエリーゼの前に現れたのは、漆黒のローブをまとった魔法使い。 「お城の舞踏会に行かせてあげる」 その提案に対し、エリーゼの答えは……。 【他サイトにも公開あり】....
著者 : 有沢真尋