池中織奈の小説一覧

小説家になろう

狂犬わんことお嬢様

「お前とは婚約破棄をする!」 王太子がそう叫び、公爵令嬢を睨む。そこから断罪劇が始まるかと思われたが、 「お嬢様に何言ってんだ!!」 公爵令嬢が口を開くより前に、一人の少年が王太子を殴りつけていた。....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

毒食令嬢と、公爵子息。

口の中のひりひりとした感覚に、「あ、これ知っている」とジスレニスは思った。 ――それは毒の味だった。 そしてそれと同時に、前世の記憶をジスレニスは思い出した。 これは毒が効かず毒を食べることを趣味としている毒食令嬢と、公爵子息の物語である。....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

聞こえてきた話に「すごいな、ルイルイ」と思っていたら、私の婚約者だったと言う所から始まる私の長い一日。

「うちのルイルイは、他にも女がいるみたいなの!」 お忍びでとある街を散策していたリュデリラはカフェでそんな声を聞き、へぇ、と思いながら耳を澄ませていた。 聞こえてきた声に耳を澄ませ途中から「すごいな、ルイルイ」などと思いながら見ていたわけだが、そのルイルイはリュデリラの婚約者であった。 そしてリュデ....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

私は『聖女』として生きてきましたが、本物の『聖女』は妹らしい。

「本当の『聖女』はお前ではなく、イレーリーだ」 私は『黒薔薇の聖女』と呼ばれ、王太子の婚約者として生きていた。けれど、私の妹が本当の『聖女』らしい。 ....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

大好きな人と結婚したと思ったら、気づいたら二年後でした。

大好きな人と結婚した。昔から大好きで、ようやく結婚を頷いてくれた人。 結婚できて幸せがこれから待っているはずだったのだが――次に目が覚めた時二年後だった。 「ど、どういうことなの!?」 私の身体を誰かが使い、私がしもしないことを色々やっていたみたい! そして大好きなコスターレと仮面夫婦になっている!....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

契約結婚しましたが、幸せに暮らしています。

「俺には愛する人がいる」 ――家と家との婚姻。だからこそ互いの意志など関係なく、これは互いに断れないものだった。 その初顔合わせの場での言葉に、令嬢は返答する。....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

偽物の精霊姫は愛されない……はずだった。

「……私は、この家の娘ではなかったんだ」 私、エミイルダ・フォリダーは、フォリダー公爵家の娘である。と思い込んでいた。だけれど十歳のある日、精霊視の力が覚醒し、精霊によって自分が入れ替えられた娘であることを知った。その衝撃で前世の記憶も思い出し、この世界が『精霊姫の恋』という小説の世界であることを思....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

スピーカー令嬢無双。

「貴様とは婚約破棄だ!」  その日、公爵家令嬢であるランセット・ベーデーは婚約者である王太子から婚約破棄を宣言された。  だけどランセットはそこで大人しくしているような令嬢ではなかった。何故なら彼女は”スピーカー令嬢”と呼ばれる令嬢なのだ。 ....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

「貴様とは婚約破棄する!!」「やりましたわっ!」

「貴様とは婚約破棄する!!」「やりましたわっ! 聞きました? カゲッド様が私と婚約破棄をしてくださるのですって!! 皆様が証人ですわよ!!」「え?」「ふふ、これで私も自由ですわ!!」「いや、ちょっと待て、俺は貴様を断罪するためにここに――」「パーティーですわ!!」「え、ちょ……」 卒業パーティーで....
著者 : 池中織奈
小説家になろう

私、悪役令嬢。今、戦場にいるの。

私、悪役令嬢。今、戦場にいるの。 婚約破棄されて、戦場に投げ出されたけど逞しく生きている悪役令嬢の話です。....
著者 : 池中織奈