みのりの小説一覧

小説家になろう

黒猫精霊に導かれた運命のお相手は帝国の皇太子でした

 ソフィアはこの国の侯爵令嬢。美しすぎる娘を守るため父が開発させた「見た目をぼやかす魔道具」のカチューシャを身に着けている。おかげで印象の薄い平凡な容姿となり、目立たない令嬢として、学園ではかすみ(霞)令嬢というあだ名がつくほどだ。  身分や教養の高さからこの国の第一王子ダミアンの婚約者候補3人のう....
著者 : みのり
小説家になろう

仲が悪い令息の見合い用の釣書を書く手伝いをさせられた結果

トランデール子爵家の使用人ルーシーは机の上に置かれた紙を見つめて溜息をついた。旦那様に『息子の良いところを書いてこい』と言われたからだ。こう言っては何だが、彼に良いところなんてほとんど無い。しかしこれも命令なので、発想を変えて書く事にした。**最後、数文字だけ変えました。....
著者 : みのり
小説家になろう

鬼隊長が僕の姉ちゃんに恋をした

テストニア領主の私兵隊に所属するエイジン・ヨーウェンにはセレディアという名の姉がいる。幼い頃に亡くなった母親に代わって弟エイジンを育てた、綺麗で優しい自慢の姉だ。その姉に、隊内一恐ろしい男が恋をしてしまった。その日を境に男の鋭い眼光は、弟であるエイジンへと向けられた。 *** 【3月7日】番外編『鬼....
著者 : みのり
小説家になろう

深窓の令嬢は今日も脱走している

父や兄達の愛情を受け、屋敷の奥深くに隠されたメディンソン子爵家の令嬢フェネリア。彼女は窮屈な毎日から逃げるように、毎月決まった日に脱走している。そして友人のレイと一緒に街を歩くのが、彼女の唯一の楽しみだった。....
著者 : みのり
小説家になろう

感情表現が苦手な妻は夢の中で本音を呟いていた。

幼い妻との夫婦生活に悩む夫を救ったのは妻の寝言だった、というお話です。....
著者 : みのり
小説家になろう

結婚したいので、騎士辞めます。

領主の護衛を務める護衛隊副隊長ティアナスタ・トラバリン、二十五歳。 類い稀なる剣の腕と、男と肩を並べる体躯を持つ彼女の元に、待ちに待った縁談が舞い込んできた。 結婚したい!男に抱かれたい!子を産みたい! 騎士でいることは誇りに思う。 しかし『騎士でいること』と『結婚すること』を天秤にかけた時、皿....
著者 : みのり
小説家になろう

夢を実現させるために『引き立て役令嬢』で小銭を稼ぐことにしました

田舎領主の娘メイリーン・トルネットには夢があった。ある日、その夢を実現させるために『引き立て役令嬢』として小銭を稼いでみようと思い立ったのだが…。....
著者 : みのり
小説家になろう

それが愛しいあなたの望みなら

ノーサン伯爵家のシャロンディーナは、婚約者のエヴィアンから差し出された一杯の茶をゆっくりと飲んだ。シャロンディーナのために用意したというその茶は、珍しい色と香りの茶だった。 「とても美味しかったわ。」 そう言って微笑むシャロンディーナに笑顔を返すエヴィアン。しかしシャロンディーナは、それが普通の....
著者 : みのり