書峰颯の小説一覧

小説家になろう

大嫌いなので、近寄らないでもらえますか。

僕、坂月康太には小学生の頃からライバルだった女の子がいる。 左文字姫花、同じサ行だから隣の席になる事が多い女の子だ。 テストの度に点数を競い、そして負けて悔しがる。 負けた時の姫花を見ると、なぜだかちょっとだけ愉悦に浸る自分がいた。 僕はクズなのかもしれない。 小学校、中学校とずっと勝ち続けてきた僕....
著者 : 書峰颯
小説家になろう

死んでしまった僕の幼馴染が、異世界転生し役目を終えた勇者として戻ってきた。

「異世界転生したのに、君を想い続けてしまって……本当にごめんなさい」 僕には幼馴染の彼女がいた。 名を花咲穂波、とても春が似合う可愛らしい女の子だった。 何度かデートみたいな事もしたけど、正式に告白したのは中学の卒業式。 何年もずっと一緒にいると、逆に告白が難しいものになってしまっていて。渇い....
著者 : 書峰颯
小説家になろう

絶対にハッピーエンドしか認めない彼女!! ――勘違いから始まる大喧嘩! 浮気もNTRも無い二人なのに、どうしてこうなった⁉――

天宮高校に通う二年生、海道道長には彼女がいる。世界の誰よりも愛している最愛の彼女、彼女の名は出牛那由、同じクラスの演劇部に所属している美少女だ。二人が付き合い始めたのは高校一年生の一月、那由から告白して二人は晴れて彼氏彼女の関係へとなった。 仲睦まじい二人は夏休みには互いの両親へと紹介を済ませ、那....
著者 : 書峰颯
カクヨム

……浮気相手になってくれますか?

人の心を変えるのは、とても難しい事だ。 例え相手が浮気をしたとしても、直ぐに嫌いになる事は出来ない。 一度好きになってしまった以上、心に付いたシミは抜け落ちないもの。 僕が命を救った女性、青森千奈さん。彼女は彼氏の浮気により、相手を責めるのではなく、自らの命を絶とうとしていた。 実際には絶とうと決意....
著者 : 書峰颯
カクヨム

だから僕達は幼馴染を辞めた。

僕、氷鏡京太郎には二人の幼馴染がいる。 両親が大金持ちの八子巴絵。 父親が空手をやっている降矢武大。 家が近所の僕達三人は幼稚園の頃から一緒に遊んで過ごした。 武大は誕生日が早くてどこかお兄ちゃんみたいな感じだったし。 巴絵は習い事を沢山やっていて、特にピアノを弾くとにっこりと微笑む可愛らしい女の子....
著者 : 書峰颯
カクヨム

幼馴染だった人妻と同棲することになりました。

「急に、ごめん」 「部屋、入れてくれたりしないかな……?」 高校三年生の夏、俺――若草彰人――は幼稚園年少からの幼馴染である彼女――七津星雫――へと告白した。彼女と共に過ごした十五年という月日を信じ、腐れ縁にもなりつつあるこの関係にピリオドを打つために告白するも。 「……ごめん」 たった三文字で玉砕....
著者 : 書峰颯