桜木彩の小説一覧

小説家になろう

星月夜の愛惜【全32話・完結】

ブリアナ・ゴドフロワ。 かつて貴族令嬢だった彼女は、今は平民として、貧しいながらも穏やかな日々を過ごしていた。 ――幼い娘と二人きりで。 そんなある日、娘の父親がブリアナを訪ねてきて……? ※2024/03/06 日間異世界〔恋愛〕完結済ランキング4位、週間異世界〔恋愛〕完結済ランキング14位、....
著者 : 桜木彩
小説家になろう

窓明かりの向こう側【全3話・完結】

リッツ伯爵家の長女として誕生したアリシア・ウォーグレン。 彼女は、生まれ落ちたその瞬間から誰にも望まれない存在だった。 自分にもどうやら親というものがいるらしいと知り、期待を胸に会いに行くアリシアだが、父親にその手を振り払われてしまう。 挙句の果てには、きょうだいたちにも虐げられる毎日。 そんな....
著者 : 桜木彩
小説家になろう

気がついたら家族離散していました

とある伯爵家のもとに生まれたルイーズの半生は、決して幸福なものではなかった。 母の死。 嘆き悲しむ父の再婚。 義家族からの差別――。 貴族としてはありがちな人生だと諦めていても、悲しみに打ちひしがれる毎日。 そこに持ち掛けられた公爵家からの縁談に、ルイーズは飛びついた。普通の生活が送れるのなら、と。....
著者 : 桜木彩
小説家になろう

鴉の女

オルコット辺境伯の後妻として嫁いできたルシャーナが告げられたのは、「君を愛するつもりはない」という言葉。――愛するつもりはない? なぜ自分ばかりが被害者だと思うのかしら? 「つまり、あなたはわたくしを『傷付けてもいい人間』だと判断したということですわね」 愛されることは望まない。 むしろ本望だと....
著者 : 桜木彩
小説家になろう

それでは皆さま、ごきげんよう

「お前のような不美人を嫁にもらってやるだけ、ありがたく思うんだな!」 顔合わせの席で、突然ぶつけられた暴言。齢四の幼いミレーゼ・エドワルドはやや面食らいながらも、五つ年上の婚約者ダドリー・マルクスを見上げた。 ――きょとん。 以降、ダドリーが叱責するたびに、ミレーゼは不思議そうに目を瞬かせる。 ....
著者 : 桜木彩