玉菜きゃべつの小説一覧

小説家になろう

フィリス・ストラトスの恋と断罪

フィリス・ストラトスは辺境の子爵令嬢。憧れの王都の貴族学院に入学したは良いものの、何故か王太子のエリアスに両想いだと勘違いされ付き纏われ、その婚約者であるオフェリア公爵令嬢からは行動を嗜められるようになってしまった。味方は、伯爵家の令息である人嫌いのレヴァンだけ。そして、三年生の卒業パーティでエリア....
著者 : 玉菜きゃべつ
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廃妃エステルの遺書

エステル・ド・リールは稀代の悪女だった。王妃という立場にあるにもかかわらず、隣国と内通し、両親のリール公爵夫妻と共に国家転覆を企てたのだ。また、彼女の姉がフェリクス王太子と婚約解消となり、公爵家から除籍される原因となった毒殺未遂も、エステルの自作自演であることが判明した。その罪を問われ、廃妃とされた....
著者 : 玉菜きゃべつ
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転生した悪の大魔女ですが、何故か聖女認定されてしまいました

かつて存在し、世界中を恐怖させた大魔女ヴェロニカ。彼女は光の女神に選ばれた勇者と聖女に倒されるが、死に際にある宣言をする。 「千年後、私は必ず蘇る。そして今度こそ世界をめちゃくちゃにしてやる」  選ばれし二人は答えた。 「ならば自分達も千年後に生まれ変わり、必ずお前をまた倒してみせる」    ....
著者 : 玉菜きゃべつ
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盲目的な初恋の行方

リーリエ・フォン・エーレンベルクは公爵家の一人娘。公爵家を継ぐべく努力していたが、公爵夫人である母の死と同時にやってきた異母妹、クリスタによって公爵家の後継者の座を奪われてしまう。目標を失うも、初恋の相手、王太子アレクシスからの婚約の申し出があり、リーリエは王太子の婚約者となることになる。それを聞い....
著者 : 玉菜きゃべつ
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ミュリエル・ブランシャールはそれでも彼を愛していた

 確かに愛し合っていた筈なのに、彼は学園を卒業してから私に冷たく当たるようになった。  なんでも、学園で私の悪行が噂されているのだという。勿論心当たりなど無い。  噂などを頭から信じ込むような人では無かったのに、何が彼を変えてしまったのだろう。  私を愛さない人なんか、嫌いになれたら良いのに。何度そ....
著者 : 玉菜きゃべつ
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孤独に追い詰められた「救国の乙女」はそれでも世界を救いたい

ティアナはある日突然、予言にある『救国の乙女』であるとして召喚された。なんでも建国の勇者の生まれ変わりで、魔王を倒せるのはティアナだけなのだという。それが世界のためなら、と不慣れな訓練に取り組むティアナ。そしてそれを支える王子クラウスとやがて恋に落ちる。しかし、ティアナは聖女ユーリアと相思相愛だった....
著者 : 玉菜きゃべつ
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最愛を失った完璧公子は後悔する

ウィリアムはオルブライト公爵家の嫡男として生を受けた。文武両道、眉目秀麗。何をやっても人より上手くこなせるウィリアムは張り合いのない灰色の毎日を送っていたが、第一王女のエルシーと出会い、その真面目で穏やかな気質に心惹かれていく。無事エルシーの婚約者の座に収まったウィリアムは満たされた毎日を送るが、エ....
著者 : 玉菜きゃべつ
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死に戻り傀儡女王は逃走する

 凡庸な第一王女エルシーは優秀な妹のリリーと婚約者のウィリアムに劣等感を抱いていた。女王として即位した後もそれは変わらず、二人の決定を認可するだけのお飾りの女王として周りからも軽んじられる。リリーはやがてウィリアムに恋心を抱くようになり、邪魔なエルシーを殺害するに至った。しかし殺された筈のエルシーは....
著者 : 玉菜きゃべつ