孤独に追い詰められた「救国の乙女」はそれでも世界を救いたい

ティアナはある日突然、予言にある『救国の乙女』であるとして召喚された。なんでも建国の勇者の生まれ変わりで、魔王を倒せるのはティアナだけなのだという。それが世界のためなら、と不慣れな訓練に取り組むティアナ。そしてそれを支える王子クラウスとやがて恋に落ちる。しかし、ティアナは聖女ユーリアと相思相愛だったクラウスを奪ったと噂され、段々と孤立していく。そんなティアナにクラウスは「頑張りが足りない、『救国の乙女』としてもっと完璧にふるまえ」と言い放つ。クラウス、ユーリアと共に魔王討伐に旅立った後も、「『救国の乙女』なんだから一人でも戦える筈だ」と孤独に戦わされるティアナ。孤軍奮闘するも魔王に敗れ、ぼろぼろになったティアナは不思議なエルフと出会う。ティアナを癒やした彼は、勇者と共に戦った建国の賢者、ヴァーリだった。◆3話構成の中編です。結構なご都合主義。

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