堕ちたのは、私じゃない

著者:六葉 雅

ずっと「普通」だった。
普通の子供、普通の女子高生、普通の会社員、そして普通に恋愛結婚、普通に専業主婦。

多少の波風や心の痛み、周りとの喧嘩、気まずさ、そんな事を経験しながらも普通に育って来た。

ある出来事で今までの自分を壊したくなった。否定したくなった。

人生から堕ちた?そう見えるのはどうしてだろ思う?
私は堕ちてない、堕ちたのは……。

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