雨の庭で来ぬ君を待つ

著者:橘かすみ

※応援特典公開しました。30point
『雨の庭で来ぬ君を待つ』の執筆にあたり、作者の中で湧き上って来た心の声やどうでもいい執筆逸話。そんなものを、気の向くままに書いたという、ただそれだけのものです。
そんな趣旨とネタバレを避けるため、ある程度読まれた方ということでポイントを設定させていただきました。ご理解いただけると幸いですm(__)m

私は――
気付けばずっと、孤独だった。
いつも心は、ひんやりと冷たくて。その冷たさを誤魔化すように、その冷たさから目を逸らすように生きていた。

僕は――
生まれた瞬間からずっと、孤独だった。
そこに人の優しさは存在していた。人の温かさもあった。
でも、それは全部他の人のもの。
それでも、自分の人生を恨んだりはしていない。

そのはずだった――。

孤独な男女の、静かで哀しい出会いと関わり。そこから生まれたのは、慰め? 居場所? それともーー。

キミの孤独を利用したんだ―

※注意……暗いです。かつ、禁断要素ありです。

レビュー