バラの花束なんかいらない

著者:坂田藍子

月島晴香は、付き合い出して3年の恋人からホテルのディナーに呼び出された。

いよいよプロポーズかと期待する晴香に彼が言った言葉は、信じられないものだった。

ひとりで、バーで飲む晴香に声をかけて来た男は、晴香が知らないはずなのに、晴香を知っているような口ぶりの男だった。

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