異世界転移して平和に暮らそうと思ったらクラスメイトたちに自分の街を滅ぼされたので、仕返しに反乱を起こすことにしました。

著者:藍枝 碧葉

「今のうちに喜んでおけばいいさ、絶頂の先にあるのは下り坂だ、僕がその先へ蹴り落としてやる。忘れるな、おまえたち全員が共犯なんだから──」
「街づくりからはじめる世界平和!」──人間と魔族の戦乱が続く異世界へと転移させられた主人公は魔族との戦いからとっとと逃げ出して、まったく異なる道を選択する。
不毛な戦争を終わらせるために種族の垣根を越えた街をつくって、そこから平和へと繋げようという壮大なプラン。
思っていたよりも順調に進む街づくり計画。人間と魔族共存に向けて小さな光が見え始める。
だが、それは一晩にして滅ぼされてしまった。
しかも、それは勇者──一緒に異世界に転移してきたクラスメイトたちの手によって。
「大切なものを全部奪っていったおまえたちを絶対に許さない」
復讐を決意し、新たなる一歩を踏み出す主人公。
「おまえたちからもすべて奪い取って叩き落としてやる──」
これはそんな反逆の物語。
※「小説家になろう」にも同タイトルで掲載しています。…続きを読む

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