彼の曲に惚れ込んでいた彼女たちは、いつの間にか彼に惚れていた

著者:横糸圭

冴えない大学生、凪城凛。
見た目はヤンキー、そして中身はオタクで、もちろん恋愛経験ゼロ。
そんな彼は、実はラブソングを作っていた。
痛切で多くの女性に共感をもたらす歌詞。耳に残って脳で再生されてしまう特徴的なメロディー。
そんな曲をアップしていたらたくさんの人の目に留まり、本格的シンガーから売れっ子アイドルのセンター、はたまた人気最高潮の女優にまで曲を提供することに。しかも全員、超がつくほどの美人。
そして、以前は国民的アイドルで今は引退していた美少女まで。
どんどん浸食されていくプライベート。
そして相変わらず疎外を受ける大学。
彼の人生はどうなっていくのか。

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