失恋したての俺を、あざとい後輩が必死に励ましてくれます

 クリスマスの晩に、岸和田泰介の元へ彼女から別れを告げるメールが届く。
 彼女の家に駆けつけると、そこには見知らぬ男と体を交える彼女の姿があった。
 クリスマスというめでたい日に、俺は落胆して肩を落とす。
 だがそんな俺にも救いの手を差し伸べる人物がただ一人いた。
 「せんぱい、新しい恋が始まりますよ!」
 長年の付き合いである後輩・白鈴雛乃だけは、甲斐甲斐しくもあざとく俺を励ましてくれる。
 彼女が口にする『新しい恋』とやらが始まる根拠は、果たしてどこかにあるのだろうか。

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