魔術喰らいの最強従者 ~迫害された無能者は吸血鬼令嬢に拾われて【暴食】のスキルに覚醒し、自分の幸せを掴む~

著者:左リュウ

貴族階級の生まれでありながら『スキル』を持たずして生まれてきた主人公は、家族から「無能者」として迫害されながら生きてきた。召使い以下の扱いで毎日、理不尽に怒鳴られ、蹴られ、虐げられるだけの毎日。このまま家族からボロ雑巾のように使い捨てられて死ぬだけだと思っていた主人公だったが、ある日そんな彼の前に吸血鬼の令嬢、ステラが現れる。「すごいわ、貴方の血……こんなにも身体に馴染む血は初めて……!」ステラによってその才能を見出された主人公は「ユキト」という名前を与えられ、ステラの付き人として生きていくことになる。だが共に日々を過ごし、ひょんなことからステラの命を救ったことで彼女はめいいっぱい甘えてくるように……!?
「あの、お嬢……吸血する時、どうして俺に抱き着いてくるんですか?」
「……こうした方が効率がいいの。だから私のこと、抱きしめてなさい。絶対よ」
やがてユキトは、あらゆる魔術・魔力を喰らう『暴食』のスキルに覚醒。魔術を喰らうごとに自分の血が美味しくなっていくなっていくことに気づいたユキトは、ステラのためにあらゆる魔術と出会えるルドガリア魔術学園に通うことを決意する。現れる様々な魔術を喰らい尽くし、彼は学園で並外れた実力を存分に発揮していく。全ては、ステラに美味しく(血を)食べてもらうために!
※この作品は「小説家になろう」でも掲載しています。…続きを読む

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