一目惚れした家庭教師の女子大生に勉強を頑張ったご褒美にキスをお願いしてみた

高校三年の春、結城湊(ゆうきみなと)は成績が伸びずに悩んでいた。
そこで、母の友人から、一人の女子大生が家庭教師として紹介される。
家庭教師は三枝結月(さえぐさゆづき)。有名私立大学・明治中央大学の二年生だ。
結月は湊にとって、理想的な女性だった。そんな彼女にいいところを見せようと勉強に励むも、一発目の模試で見事に撃沈。
落ち込む湊を元気付けようと、結月は一つの提案を持ちかけた。
「じゃあ、次の模試で七割超えてたら、先生が湊くんにご褒美あげる!」
その言葉に俄然やる気を出した湊は、結果的に奇跡の七割超えを果たしてしまう。
そこで、彼が求めたご褒美は──
「えっと……先生と、キスしたいです」
ご褒美から始まる二人の恋。
キスはするけれど、立場や年齢の違いから、それ以上の関係にはなれない──そんな微妙な関係に悩みながらも、二人は”ご褒美”で繋がる。
ジレジレ糖分過多&両片思いの先生と生徒の恋物語がここに始まる。…続きを読む

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