中世の小説一覧

小説家になろう

夫は私を愛してくれない

「今まで、お世話になりました」 「…ああ。ご苦労様」 彼はまるで、長年勤めて退職する部下を労うかのように、妻である私にそう言った。いや、妻で“あった”私に。 二十数年間すれ違い続けた夫婦が別れを決めて、もう一度やり直すまでの物語。 ♦︎途中、人の死を表現している箇所があります。残酷なものではあ....
著者 : はくまいキャベツ
小説家になろう

夫が大変和やかに俺の事嫌い?と聞いてきた件について〜成金一族の娘が公爵家に嫁いで愛される話

父親の事業が成功し、一気に貴族の仲間入りとなったローズマリー。 父親は地位を更に確固たるものにするため、長女のローズマリーを歴史ある貴族と政略結婚させようとしていた。 成金一族と揶揄されながらも社交会に出向き、公爵家の次男、マイケルと出会ったが、本物の貴族の血というものを見せつけられ、ローズマリーは....
著者 : はくまいキャベツ
小説家になろう

夜の街のオネエ様に憑依されている私は、乙女ゲームの当て馬ちゃんと呼ばれています

「あんたは『灰かぶりと王子様』っていうゲームの、当て馬ちゃんなのよ!」 突然私の脳内に、野太い男性の声が響いた。 彼だか彼女だかわからないけれど、ともかくその声の主は「乙女ゲームプレイヤー」で、シンジュクで働いている「シゲミ・マリアンヌ」だという。 それはともかく、今は私は婚約者である第一王子殿下レ....
著者 : 束原ミヤコ
小説家になろう

乙女ゲームが始まらないのはなぜでしょう 【加筆修正版】 

私はローズマリー・サファイア公爵令嬢。 婚約者であるカイン第一王子殿下と初めてお会いし視線が重なり合った瞬間、前世の記憶を思い出した。 ここは前世でプレイしていた「恋はピンクマーガレットと共に」という世界なのだ。 ヒロインの元平民である男爵令嬢が学園に入学したら物語がスタートして、私は悪役令嬢として....
著者 : よつば
小説家になろう

【呪い】のせいで無能と思われていた俺は、勇者パーティー追放された。~【呪い】の制約で仕方なくお前らと同じタイミングで敵を倒しては、お前らを回復させていたのだが……俺がいなくなってホントに大丈夫か!?~

「お前は今日でこのパーティーをクビだ!何もしないで、ボーっと突っ立てるだけのデカブツが!」 ある日アスカ・サザーランドは、勇者パーティーから散々罵倒された挙句に追放される。嬉しそうなリーダーのゴーマン。しかしアスカは、モンスターの【呪い】により自由に動けないだけだった。あらゆる剣術も魔法も使えるア....
著者 : すおう 夕
小説家になろう

断罪? もちろん、言い逃れさせていただきます!!

卒業パーティに婚約者である私以外の女性を自分色に染め上げてエスコートする王太子殿下。10年間お慕いし続けた王太子殿下に、「お前と私の婚約を破棄する」と冷たく告げられた私。その時私に芽生えた思いは、悲しみや憎しみなんかではなく、「あっ、これ、知ってる!」だった。婚約破棄と同時に日本人としての前世の記憶....
著者 : ナベ セイショウ
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慈悲深い天使のテーゼ~侯爵令嬢は我が道を征くつもりだ

王太子の婚約者候補に名を連ねながら、政権争いに敗れ、正式任命されなかった侯爵令嬢パトリシア。 彼女には辺境伯家との縁組が命じられた。辺境伯は毛むくじゃらの天を衝くような大男で、粗野で野蛮人だと王都では噂されている。さらに独立して敵国に寝返るかもしれないと噂される辺境伯家に嫁いだら、いったいどうなるの....
著者 : あとさん♪
小説家になろう

番(つがい)なんて、頭おかしいんじゃないですか!?

 人類が他種族の国境を侵すという事件が多発する。  獣人族の少女、メロウは人間の王国に派遣された使節団の一員として王国にやってきた。  街中を歩いていたある日、王国騎士と名乗る青年アレンに求愛をされるメロウ。  しかし、アレンの物言いにメロウは失礼だと怒りを覚えた。  他の投稿サイトにも掲載してい....
著者 : 和泉 鷹央
小説家になろう

【長編版】現聖女ですが、王太子妃様が聖女になりたいというので、故郷に戻って結婚しようと思います。

 聖女は十年しか生きられない。  この悲しい運命を変えるため、ライラは聖女になるときに精霊王と二つの契約をした。  それは期間満了後に始まる約束だったけど――  一つ……一度、死んだあと蘇生し、王太子の側室として本来の寿命で死ぬまで尽くすこと。  二つ……王太子が国王となったとき、国民が苦しむ政治....
著者 : 和泉 鷹央
小説家になろう

殿下、婚約者の私より幼馴染の侯爵令嬢が大事だと言うなら、それはもはや浮気です。

 子爵令嬢サラは困っていた。  婚約者の王太子ロイズは、年下で病弱な幼馴染の侯爵令嬢レイニーをいつも優先する。  会話は幼馴染の相談ばかり。  自分をもっと知って欲しいとサラが不満を漏らすと、しまいには逆ギレされる始末。  いい加減、サラもロイズが嫌になりかけていた。  そんなある日、王太子になっ....
著者 : 和泉 鷹央