切ないの小説一覧

小説家になろう

おかえりなさいと言いたくて……

神託によって勇者に選ばれたのは私の夫だった。妻として誇らしかった、でもそれ以上に苦しかった。勇者と言う立場は常に死と隣り合わせだから。 『ルト、おめでとう。……でも無理しないで、絶対に帰ってきて』 『ああ、約束するよ。愛している、ミワエナ』 再会を誓いあった後、私は涙を流しながら彼の背を見送った....
著者 : 矢野りと
小説家になろう

テンプレートな婚約破棄で、貴方にお別れを

伯爵令息ジェレミーと、子爵令嬢リノンは、親同士が決めた許嫁。 初めて逢った幼い日から二人は相性が悪く、些細な喧嘩がきっかけで、リノンは手に痕の残る火傷を負ってしまう。 その事件から、リノンを気遣い優しく接するようになったジェレミー。二人の関係は穏やかなまま、やがて大人へと成長した。 いつしかジェレ....
著者 : 木山花名美
小説家になろう

もう長くは生きられないので好きに行動したら、大好きな公爵令息に溺愛されました

伯爵令嬢のユリアは、8歳の時に両親を亡くして以降、叔父に引き取られたものの、厄介者として虐げられて生きてきた。さらにこの世界では命を削る魔法と言われている、治癒魔法も長年強要され続けてきた。 そのせいで体はボロボロ、髪も真っ白になり、老婆の様な見た目になってしまったユリア。家の外にも出してもらえず....
著者 : Karamimi
小説家になろう

悪役令嬢の性格を引き継いだまま、聖女へ転生!~悪態つきまくりですけど、聖女やってやりますわ~

前世の自分が大好きだった小説の悪役令嬢・ジェナに転生した私は、小説の世界を壊さないために悪役令嬢を演じきって処刑された。 そして次に目を覚ましたら、今度は全く知らない世界の聖女・アイヴィに転生していた!? 処刑時に首をはねられたのがトラウマになった私は、今回の人生は穏やかに生きたいと願っていた。 ....
著者 : 二階堂シア
小説家になろう

妻の死で思い知らされました。

外交先で妻の突然の訃報を聞いたジュリアン・カレイジャス公爵。 急ぎ帰国した彼が目にしたのは、淡々と葬儀の支度をし弔問客たちの対応をする子どもらの姿だった。 「おまえたちは母親の死を悲しいとは思わないのか⁈」 ジュリアンは知らなかった。 愛妻クリスティアナと子どもたちがどのように生活していたのか。....
著者 : あとさん♪
小説家になろう

【完結】私はいてもいなくても同じなのですね ~三人姉妹の中でハズレの私~

マルティナはスコールズ三姉妹の中でハズレの存在だ。才媛で美人な姉と愛嬌があり可愛い妹に挟まれた地味で不器用な次女として、家族の世話やフォローに振り回される生活を送っている。そんな自分を諦めて受け入れているマルティナの前に、マルティナの思い込みや常識を覆す存在が現れて―――家族にめぐまれなかったマルテ....
著者 : 紺青
小説家になろう

アンジェリーヌは一人じゃない

義母からひどい扱いされても我慢をしているアンジェリーヌ。 メイドにも冷遇され、昔は仲が良かった婚約者にも冷たい態度をとられ居場所も逃げ場所もなくしていた。 そんな時、アルコール入りのチョコレートを口にしたアンジェリーヌの性格が激変した。 まるで別人になったように、言いたいことを言い、これまで自分に冷....
著者 : れもんぴーる
小説家になろう

[完結済み連載]蔑ろにされた王妃様~蔑ろにされた王妃様は見切りをつけて王宮から出ていく。[ざまぁ・切ない]

伴侶となる王は年下の愛人にうつつを抜かし仕事を押し付けられ正妃というのに王との子供がおらず居場所がないと感じているユーミア王妃は夜な夜な寂しさにあいまみれ一人でこっそり部屋で泣くような日々を送っていた。愛が欲しい反面自分の生としての存在意義が欲しい王妃は、ある日決別を決意し王宮から去ることを決意す....
著者 : こうろ@23時更新中
小説家になろう

ざまあからの恋愛は可能ですか?虐げられ続けた妻は激変した夫の溺愛に戸惑いを隠せない

アリソル・ハーディンは侯爵家の令嬢に生まれ、よくある政略結婚でハーディン伯爵家に嫁いだ。嫁ぎ先では義母や使用人から虐げられ、人間以下の扱いを受ける日々。 政略結婚相手の夫は、ありもしない悪女の噂を真に受け、アリソルを冷遇する。 寒さと空腹に耐えながら侍女たちの蔑みや暴力を受ける、終わりの見えない絶望....
著者 : Koooda
小説家になろう

堅物騎士が私のつがいなんて認めません!

「決められた結婚なんて……十歳も上のおじさんとの結婚なんて……絶対に嫌よ!!」 リュシー・クレモンは恋愛結婚を夢見る侯爵令嬢。 運命の相手を自分で選ぼうと舞踏会に参加した翌日、彼女の胸に花の痣が浮かび上がった。 それはこの国の奇病「花蜜病」の紋章。 必ずペアで発症するこの病。 最終的に死に....
著者 : かわな