ほのぼの/コメディーの小説一覧

小説家になろう

悪役令嬢は婚約破棄の最中にカレーを作る

「ルリア、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「――!」  国中の貴族が集う煌びやかな夜会の最中。  私の婚約者であり、我が国の王太子殿下でもあらせられるガラム殿下が、唐突にそう宣言した。  そ、そんな――!  ――私はおもむろに玉ネギをくし切りにし、それを油を引いた寸胴鍋に投入してさっと炒....
著者 : 間咲正樹
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美女と一週間一つ屋根の下で生活して、惚れなかったら十万円貰える……だと……!?

一人暮らしをしている男子大学生の戸塚(とづか)は、ある日道端でテレビ局のディレクターだと名乗る男から声を掛けられる。 何でも男は、『サキュバス女子VS鉄壁男子』という番組のキャストをスカウトしているとのことだった。 サキュバス女子VS鉄壁男子とは、無作為に選ばれた二名の男女が一週間一つ屋根の下で暮ら....
著者 : 間咲正樹
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結婚初日に「君を愛することはない」と言った旦那様が、その直後テレパシーで『というのは嘘で、俺は君のことを心の底から愛している』と言ってきた!?

「シャルロッテ、俺が君を愛することはない。そのつもりでいてくれ」 「……はい。承知いたしました」  数え切れないほどの使用人たちに囲まれる中、今日から夫となるラインハルト様に、氷のように冷たい眼でそう言われた。  半ば予想していたこととはいえ、面と向かって言われると心に鉛を付けられたような感覚にな....
著者 : 間咲正樹
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ある朝起きると恋人が出来るまでの時間が見えるようになっていた

平凡な高校生の久瀬(くぜ)は、ある朝起きるとその人に恋人が出来るまでの時間が見えるようになっていた。 戸惑いながら登校すると、何と片想いをしている高階(たかしな)さんの頭上に、『恋人が出来るまで8時間11分46秒』というカウントが――!....
著者 : 間咲正樹
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陰で『氷の女王』と呼ばれている憧れの上司が、リモート会議で誤ってカメラをオンにしてしまい自宅が画面に映ってしまったのだが、部屋の壁一面に俺の写真が貼られていた……!?

狭霧課長は28歳という若さで課長に就任した才媛で、常に冷静沈着な態度と、女王様を彷彿とさせる美しい容姿から、陰で『氷の女王』と呼ばれている俺の憧れの上司だ。 狭霧課長に認められたいがために、日々の仕事を頑張っていると言っても過言ではない。 ――そんなある日のこと。 定例のリモート会議で、いつもはオフ....
著者 : 間咲正樹
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陰で『氷の女王』と呼ばれている憧れの上司が、リモート会議で誤ってカメラをオンにしてしまい自宅が画面に映ってしまったのだが、部屋の壁一面に俺の写真が貼られていた……!?

狭霧課長は28歳という若さで課長に就任した才媛で、常に冷静沈着な態度と、女王様を彷彿とさせる美しい容姿から、陰で『氷の女王』と呼ばれている俺の憧れの上司だ。 狭霧課長に認められたいがために、日々の仕事を頑張っていると言っても過言ではない。 ――そんなある日のこと。 定例のリモート会議で、いつもはオフ....
著者 : 間咲正樹
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当て馬キャラ推しの私は、当て馬になってしまった侯爵令息を全力で慰めます!

貴族学園のとある放課後。 侯爵令息のレスター様が、男爵令嬢のクレアさんにプロポーズする現場を偶然目撃してしまった私。 だがそこに、「ちょっと待ったぁ!!」と怒鳴り声を上げて乱入してきた男性が――。 それは公爵令息にして我が学園の生徒会長でもある、通称『暴君』ブラッド様。 ブラッド様もクレアさんのこと....
著者 : 間咲正樹
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義理の妹と二人で初詣に出掛けたら

「お兄ちゃん」 「ん? ――!」  おもむろに俺の部屋に入って来た祐実(ゆみ)を見て、思わず息を吞んだ。  祐実は青を基調にした花柄の振袖を着ており、普段は下ろしている髪をアップにしていたのだ。  艶めかしいうなじが覗き、得も言われぬ背徳感がよぎる。 「どうしたんだよその格好」 「……お兄ちゃん....
著者 : 間咲正樹
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婚約破棄の現場に赤鼻のトナカイが引くソリに乗った謎の男が乱入してきた!?

「イェッタ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」 「――!!」 時は12月24日。 国中の貴族が集う夜会の最中、公爵令嬢イェッタの婚約者であり、王太子殿下でもあるベルンハルトが唐突にそう宣言した。 ベルンハルトの隣には、男爵令嬢ペトラの姿が。 ベルンハルトはイェッタが裏でペトラに陰湿な嫌がらせを....
著者 : 間咲正樹
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隣の席の『氷の女王』が、僕が書いてる恋愛小説の熱狂的なファンだった!?

隣の席の水川(みずかわ)さんは、常にクールで男女問わず見蕩れるほどの美貌を誇っているため、僕は密かに『氷の女王』と呼んでいる。 そんな水川さんをこっそりモデルにした小説を書いたところ、小説投稿サイトのランキングに載り、今ではそこそこ固定ファンがついた僕。 中でも『リート』さんというファンの方は、デビ....
著者 : 間咲正樹