メリバの小説一覧

小説家になろう

婚約破棄なさりたいようですが、貴方の『真実の愛』のお相手はいらっしゃいませんわ、殿下

 ――とある夜会にて。 「ニコル、おいニコル、どこだ!?」  そう叫びながら会場を徘徊する青年がいた。  彼はこの国の王太子。今日も今日とて愛人のニコルをエスコートし、それだけではなく婚約者である公爵令嬢ユーフェミアを断罪して婚約破棄するつもりだったのだが、ニコルの姿がどこにも見当たらなくて困ってい....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

真の悪は僕だろう

 気が付いたら家族に冷遇されているラーシュのもとに幽霊として出現していたハル。ずっと冷遇されていて辛そうなラーシュをただ見る事しか出来ない自分の歯がゆさが辛かった。  そして、彼女が婚約者にはめられて魔物に襲われる事態に――。  ある意味メリバ。....
著者 : 高月水都
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悪役令嬢は、王子に婚約破棄する。〜証拠はたくさんありますのよ? これを冤罪とでもおっしゃるのかしら?〜

「フリーダ王太子殿下、ここに、あなたとの婚約破棄を宣言いたしますわ」 貴族学園のパーティーで行われた、公爵令嬢による驚きの発言。 しかし男爵令嬢のレンネは皆とは違う驚きをしていた。だって、王太子と彼女は、今から公爵令嬢に婚約破棄を言い渡し、冤罪により追放する予定だったのだから……。....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

婚約者は義妹の方が大切なので、ふたりが結婚できるようにしてあげようと思います

【注意】溺愛系ではありますが、メリバです。ハッピーエンドをお好みの方はご注意ください。 侯爵家令嬢アデラの幼い頃からの婚約者であるレナードは、いつしか義妹ばかり優先するようになっていた。まだ家族になったばかりなのだから、時間が必要なのだろう。アデラはそう思って、婚約者同士のお茶会に義妹が乱入してき....
著者 : 櫻井みこと
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石像は凍える乙女を離さない~石にされた英雄は不遇な令嬢に愛を囁く~

家族に虐げられて暮らすルルティアナは英雄バルト・トレシーの姿を模した石像に話しかける時間だけが心の救い。 だがその幸せも、強制的な結婚話によって壊されようとしていた。 「はしたない私をお許しください」 せめてもの思い出に石像にくちづけるルルティアナ。初めての相手は、自分を支えた英雄であってほしかった....
著者 : マチバリ
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因果はめぐる

ヘイワード国は恋愛至上主義の風潮がある。 現王が体現してきたからだ。 なのに王太子リチャードは恋人との交際を反対されていた。 当然反発し思い余って亡命を企てた。 しかし、その結末は、思いもしない過去の出来事まで掘り返す事に。 ....
著者 : 佐藤なつ
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高い塔の上でただ国の平和を祈り続ける聖女は、昔婚約者である王太子に裏切られ、婚約破棄をされたまだたった12歳の哀れな少女でありました。私は彼女のお世話係、聖女の話を聞くものです

高い塔の上で聖女様はこの国の平和と安定、繁栄を祈り続ける。 私は聖女様のお世話係、今日も聖女様は昔、愛した婚約者の王太子に裏切られ どうしてこの塔の上に閉じ込められることとなったのか私に語り掛けるのです。 まだたった12歳ほどの少女に見えましたが、200年以上もこの高い塔の上に彼女はいるのです…。そ....
著者 : 志桜里
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血の繋がらない妹だから憎むのですねと妹に言われますが、憎いと思ったことなどありませんわ。私の心の支えであった愛する婚約者をあなたにとられて初めて憎いと思いましたわ

血の繋がらない妹だから私を憎むのですねと妹は言いますが、私は誰も憎いとは思ったことなどありませんでしたわ。母の死の床にさえ帰ってこない父や、私を厄介者扱いする継母のこともね。でも私の心の支えであった婚約者の王太子殿下をあなたが嘘でとるまでは…。 妹いじめの罪で婚約破棄をされた私は、妹のことを初めて憎....
著者 : RIO
小説家になろう

王太子の浮気相手をいじめたという罪で婚約破棄された私は世をはかなんで自殺しました。だって無実なのですもの。あの世とやらで神という存在と会ったのですが…どこか軽い人でチート?そんなものいりませんわよ!

私は王太子殿下の浮気相手をいじめた罪で婚約破棄され辺境送りになりました。 これは婚約破棄するための嘘で私は無実でした。 しかしどんなに無実といっても信じてもらえず私はすべてに絶望して自殺したはずだったんですが。 そこで神だとなのる少年に出会いチートを授け転生させてあげると言われましたが生き返らせろと....
著者 : mina
小説家になろう

政略結婚でしたが愛していた夫から庶民で笑顔がかわいい女性を愛したので離婚してほしいと土下座されました。

男爵の令嬢だった私が男爵令息の主人と政略結婚して1年。主人の実家が私の持参金目当てだったのは知ってました。でも私は夫を愛していました。素直になれない自分を反省して今日こそは笑顔でお出迎えしようとしたら愛する人ができたから離婚してくれと土下座されました。 今日は結婚記念日ですがそれすらも忘れていたよう....
著者 : ゆうな