ラブコメ/短編の小説一覧

小説家になろう

心が読める江洲場さんには、僕の恋心はバレバレ

「今日は転校生を紹介する。さあ、みんなに自己紹介してくれ」 「は、はい。江洲場彩果(えすばさいか)といいます。よ、よろしくお願いします」  ――!!  たどたどしくも自己紹介する転校生に、僕の目は釘付けになった。  サラサラの流れる黒髪に、銀河が詰まっているのではないかというくらい、吸い込まれるよ....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

好きな男に告白したら「デブは嫌い」とフラれただって? だったら瘦せて見返してやればいいじゃないかッ!

とある放課後の帰り道、河川敷で一人号泣している女の子を見掛けた僕。 それはクラスメイトの丸井(まるい)さんであった。 話を聞くと、丸井さんは同じくクラスメイトでイケメンサッカー部の鈴木(すずき)くんに告白したのだが、「デブは嫌い」とフラれてしまったという。 それを聞いた瞬間、ある理由から丸井さんの気....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

今日も君に席を譲るため、僕は

最近僕は一時間も早く起きて、通学用の電車で席を確保している。 何故そんなことをしているかというと、いつも同じ電車に乗っている、名前も知らない綺麗な女の子に、さり気なく席を譲るためだ。 今日も無事席を確保できたことに胸を撫で下ろした僕だが、この日電車に乗ってきた彼女は、明らかにいつもと様子が違っていて....
著者 : 間咲正樹
小説家になろう

一日一回僕とキスしないと死んじゃう佐倉さん

クラスメイトの佐倉さんは、最低週に一度は男子生徒から告白されている、ラノベの表紙に載っていてもおかしくないレベルの超絶美少女だ。 そんな佐倉さんに、ある日の放課後呼び止められる僕。 折り入って大事な話があるというので事情を聞くと、何でも佐倉さんはニャッポリート症候群という名の、とても珍しい病気に罹っ....
著者 : 間咲正樹