権利を主張できるのは、義務を果たしている者だけ

「わたくしは知らずに、とんでもない間違いをいくつか犯していたみたい」貴族学園の渡り廊下で、伯爵令嬢であるアメリア・エトワールはそう言った。「……例えば?」そう質問したのは、ウィリアム・モンタージュ、アメリアと同じく伯爵家の出身だ。二人の視線の先には二人の婚約者が、仲睦まじげに寄り添っている。

婚約破棄ものです。ふんわりゆったり、さくっと軽く読めるハッピーエンド短編となっております。

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