鈍金色のリリーフエース〜常勝球団で酷使されていた俺は、弱小球団のホワイト環境で無双する〜

著者:筆箱鉛筆

 常勝球団ウルフェンズ。そのリリーフエースとして活躍する国奏淳也は、酷使されていた。
 最強の打線を擁しながらも、様々なトラブルからウルフェンズのブルペンは崩壊。
 今シーズンの球団の中継ぎ事情を一人で背負ってきた。
 しかし、そんな彼にファンから投げかけられた言葉は、「お前がもっと抑えられたら勝ってたのに」という罵倒。

 ――俺の頑張りは評価されないのか……。

 そう項垂れる国奏の心に沸々と怒りが沸き上がる。

 ――俺だってなぁ! もっと常識的な登板数なら、成績を残せるんだよ!

 複数年契約? 高年俸? 引退後のポスト?
 いいや、そんなものはどうでもいい。
 彼が求めるものはただ一つ。
 ホワイトなブルペン事情と、古巣への"恩返し"の機会。

 これは、フロントには「あなたもう年だし劣化してるからいりません」と放出され、ファンには日本シリーズ敗退の責任を被せられた中継ぎ投手が、移籍先のまともな登板環境で無双する話である。

 割とはっちゃけたタイトルですが、それなりに真面目に書いてるつもりです。多分。

鈍金色のリリーフエース〜常勝球団で酷使されていた俺は、弱小球団のホワイト環境で無双する〜のページへ

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー