追放された殲滅の祓魔師〜悪魔達が下僕になるというので契約しまくったら、うっかり大魔王に転職する事になったけど、超高待遇なのでもう戻れません〜

著者:里海 慧

「レオン、お前は有罪だ。反論の余地はない」

 突然宣告された有罪判決によって、祓魔師(エクソシスト)のレオンは一方的に国外追放されてしまう。

 レオンが追放された先は、ルージュ・デザライト。悪魔族の住処とよばれ、食うか食われるかの弱肉強食の世界だ。

 国で最強の祓魔師だったレオンは、襲いかかってくる悪魔族を倒し、魔物を食糧にして飢えを凌いでいた。

 そこへ美女の上位悪魔、ベリアルがやってくる。縄張りを荒らした償いで、下僕になれと言われ、断ると怒り狂って襲いかかってきた。しかし、あっさり倒してしまう。

 すると倒したベリアルから、下僕になるから助けてくれとお願いされる。契約して願いも叶えると言うのでOKしたら、思いきり懐かれてしまった。
 これが大魔王への一歩だった。

 一方、冤罪によってレオンを追い出した主犯のシュナイクは、レオンが抜けて大きく戦力ダウンし、悪魔族との戦いに苦戦していた。
 シュナイクたちはジワジワと、最後には大きく没落していく。

 そしてーーーー

「ていうか、俺ヴェルメリオには帰らないぞ」

「………………は? 何で?」

「大魔王に転職したから、祓魔師は副業なんだよ。それにな、正直、超高待遇すぎて、もう戻れない」

 最強の祓魔師だけど、どこか抜けてるレオンと、超絶腹黒だけど、見た目は天使な双子の弟ノエルの無双物語。

 第二章ブルトカール編から、ざまぁ要素のある話には、タイトルの横に*がつきます。
章が変わったので、新たな展開があります。

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