決戦世界のダンジョンマスター

著者:鋼我

――気が付けば暗闇の中、飾り気のない石の椅子に座らされていた。
 
 深山 夏雄(ミヤマ ナツオ)はダンジョンマスターとなった。理由は定かではない。
 自然洞窟に接続されたダンジョンは、まともな生活すら望めない荒れた場所。手を入れねばならないが、現代日本人には酷な話。
 自分でできないならば、モンスターにやってもらえばいい。おっかなびっくり、モンスターカタログを開いてみるが……。
 敵モンスターの襲撃。呼びたいモンスターと召喚コストの問題。ダンジョン改善活動。
 難題は山積み。癒しはモンスター配送センターの受付嬢と、なついてくれるコボルトのみ。
 
 ――敵を倒せ。コインを稼げ。新しいモンスターを召喚しダンジョンを強化しろ。
 
 これは、一人の青年がダンジョンマスターとなる物語である。
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※毎日18時投稿、一章ぶんは既に書き上がっています。
※6/12より、可読性向上のために行間を増やす作業を行っています。

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