で、誰が本命ですか? 殿下?

夜会に遅れて参加した辺境伯令嬢エーレは、自分を待っていたような空気を感じ、女性を侍らせた自身の婚約者を見て思った。これは自分が悪役令嬢として婚約破棄される流れでは? 茶番には付き合っていられないとすぐに帰ろうとしたエーレだったが、婚約者の必死な様子に考えを改めた。よし、殴ろう。殴れば解決だ。

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