断髪した転生令嬢の三年後

著者:雨宮 梓

 生まれたときから私には過去の記憶があった。そして気づく。私が前世にやっていたゲームの世界へと転生したのだと。
 赤ん坊の私に優しく笑う母。そして少し強面だけど私を見て笑う父はとても幸せそうで……。
 私は愛情をたくさんもらって育ったの。両親はもちろん。国王陛下に王妃様、城下の人たちにお屋敷の人たち。それから殿下にも。
 私は、ストーリーを知っている。だからみんながどうなるかを知っている。
 ……これは私が断罪された三年後のお話。

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