うっかり異世界召喚された結果、責任を取る形でツンで過保護な騎士様のお飾りの妻になりました

著者:tea

十四の時、憧れだった異世界召喚されました。

漫画の様に何もない空から落っこちた私を受け止めてくれたのは、淡い金髪にアイスブルーの瞳、そして抜けるように白い肌と色素薄目な、まるで王子様のような外見の見目麗しい騎士様でした。
どうやら、私を呼んだのは敬虔に神に祈りを捧げていた騎士様その人の様です。

騎士様が呼んだという事は、魔王を倒す旅にでも出るのかと思いきや、好条件が重なりうっかり呼んでしまっただけで特に使命などないとのこと。
用はないけど異世界人である私をおいそれと捨て置くわけにもいかず、王様達は悩んだ末、責任を取らせる形で私の事をうっかり召喚してしまった若き騎士様自身に私の事を妻として押し付ける事に決めたようでした。

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