理想:美少女エルフに優しくして惚れさせてやる!! 現実:奴隷意識が高すぎて、惚れる気配がないんですが……

美少女奴隷に優しくすれば、簡単に惚れてもらえる。

バカげた噂を聞きつけたひとりのモテない男は、全財産を投じて、ひとりのダークエルフを購入する。

今まで、酷い目に遭ってきたであろう彼女に、誠心誠意優しく対応することで、惚れてもらおうとゲスな考えをもっていた彼だったが――

「ご、ご馳走を用意したので食べてくださ――」
「経口栄養摂取ですか。
 使用目的を鑑みて、経腸栄養、静脈栄養摂取もご検討ください」

彼の元にやってきた彼女は、奴隷の中の奴隷、奴隷プロフェッショナルだった!

「い、一緒にお出かけしませ――」
「はい、お出かけ用の靴は、舐めて掃除しておきました」
「…………」

理想と現実が激しく食い違い、惚れる気配のない美少女エルフを前に、主人公はどこまで頑張れるのか!?

「おはようございます、ご主人様」
「あのぉ!? 村の豚小屋で、寝泊まりするのやめてもらっていいですかぁ!?」

果たして、主人と奴隷に、甘酸っぱい恋愛関係は芽生えるのか!?

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