「お久しぶりです、セイラム殿下」。そんな書き出しから始まった手紙が、ある王国の第一王子の元に届いた。宛名を見ると、かつて王子が婚約破棄して国外追放した女からだ。
捨てないで欲しいとでも言ってきたのかと手紙を受け取り、男爵令嬢のレインと共に読み進める。
やがて、誰かの足音が聞こえてきた。
「お久しぶりです、セイラム殿下」。そんな書き出しから始まった手紙が、ある王国の第一王子の元に届いた。宛名を見ると、かつて王子が婚約破棄して国外追放した女からだ。
捨てないで欲しいとでも言ってきたのかと手紙を受け取り、男爵令嬢のレインと共に読み進める。
やがて、誰かの足音が聞こえてきた。
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