妹に婚約者を奪われた。まあ、色ボケ婚約者だったので構わないのですが、このままでは先が不安なので、私は他国へ逃げます

私の婚約が正式に決まる前日の夜。何かにつけて私の物を欲しがる妹が私の婚約者が欲しいと言い放った。
さすがに婚約について私がどうこう言う権利はないので、私に言われても無理と返す。
しかし、要領がいい妹は何をしたのか、私から婚約者を奪うことに成功してしまった。

元より婚約に乗り気でなかった私は内面では喜びで溢れていた。何せ相手は色ボケで有名な第2王子だったのだから。

しかし、婚約者を奪われてから周囲から不穏な気配が。
このままでは拙いことになると感じ私は他国へ逃げ出しました。

※この世界にはわずかに魔法が存在します

※この作品はカクヨム・アルファポリスにて公開されています(完結済み)

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