軍事を蔑ろにして勝てるわけないじゃない〜私は新しい婚約者のもとで幸せになりますね〜

「エルザ、君は軍略家のお父上の名にふさわしい素晴らしい才能を持っている。その才能を私ごときのもとで腐らせるには惜しい」

そう言って平民のエルザを毛嫌いしていたバルリング伯爵は体よく厄介払いして、エルザをシュヴァルツェンブルク侯爵の子息フェリクスへ押し付ける。

しかしこのフェリクス、ちょっとしたエルザの才能を見抜き、憧れの人物でも見るかのような目線でエルザへ尽くすようになった。

ちょっとうんざりしつつも、エルザは満更でもなかった——。

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