【短編】「僕は侯爵家の養子だが、弟は自分が平民であることを知っているのだろうか?」【連載版を始めました】

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侯爵家の跡継ぎだった父が子爵家の令嬢であった母と駆け落ちし、生まれたのが僕だ。

両親は駆け落ちしたときにそれぞれの実家から勘当されたので平民だ。

僕は跡取りのいなくなった祖父の養子に入ったので貴族だが、両親と弟は平民のままだ。

両親と弟は祖父の情けで侯爵家の離れに住まわせてもらっている。

たが彼らには自分たちが平民だという自覚がなく、貴族のように振る舞っている。

祖父は僕が学園を卒業したら彼らを侯爵家から追い出す気でいる。

だけど今のまま彼らが家を追い出されたら野垂れ死にするか、貴族に喧嘩を売って殺されるかのどちらかだ。

僕としては彼らに路頭に迷ってほしくないし、殺されてほしくない。

だから僕は両親と弟に自分たちが平民であると自覚させ、侯爵家を出たあとも生きていけるように彼らを更生しよう思う。

なのに弟は次から次に問題を起こして……ああっ、胃が痛い。

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