九頭竜坂まほろんの小説一覧

小説家になろう

【超短編】「何をされてもやり返せない臆病な公爵令嬢は、王太子に竜の生贄にされ壊れる。能ある鷹と天才美少女は爪を隠す」

 公爵令嬢のエルマは王太子の婚約者だった。 エルマは臆病な性格で何をされてもやり返すことが出来なかった。  そんなエルマに王太子は失望し、彼女を冷遇する。  王太子が婚約者を冷淡に扱うのを見た学園の生徒達は、「王太子に邪険に扱われるような人間は蔑ろにしても良い」と考えるようになり、エルマへのいじめを....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【超短編】「伯爵家に半世紀仕えた老メイドは伯爵親子の罠にハマり無一文で追放される。老メイドを助けたのはポーカーフェイスの美女でした」

 年老いたメイドのゲリは伯爵親子の罠にハマり、老後の資金として蓄えていたお金を全て奪われてしまう。  泥棒の汚名を着せられ屋敷から身一つで追放されたゲリは、冷たい雨の振るなか絶望に打ちひしがれる。  ざまぁ有り、ハッピーエンド。 「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」 ※無断転載を....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【超短編】「『お姉様はズルい!』が口癖の双子の弟が現世の婚約者! 前世では弟を立てる事を親に強要され馬鹿の振りをしていましたが、現世では奴とは他人なので天才として実力を充分に発揮したいと思います!」

 前世の私は天才だった。  しかし「お姉様ばかりズルい!」が口癖の弟と、「女が剣術や魔法が出来て何になる! 可愛げがないと言われ煙たがられるだけだ! 弟はこの家の跡継ぎなんだ! 弟を立てなさい!」が口癖の両親に、弟を立てることを強要された。  前世の私は愚かで嫉妬深い弟の尻拭いをしながら、目立たない....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【超短編】「婚約破棄をしたいと彼は言った。契約書とおふだにご用心」

【問題】  見た目200点、中身マイナス100点の婚約者がいる。  婚約者の中身をプラス200点にするにはどうしたら良いでしょうか?  1000文字以内で答えよ。  答えは本文にて明かされます。 「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」 ※無断転載を禁止します。 ※朗読動画の無断....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【超短編】「今までお世話になりました旦那様もお元気で〜ポーカーフェイスの似合う天才貴公子と称された公爵は、妻の残していった離婚受理証明書を握りしめ涙と鼻水を垂らす」

 新婚初夜に「君を愛してないし、これからも愛するつもりはない」と言ってしまった公爵。  彼は今まで、天才、美男子、完璧な貴公子、ポーカーフェイスが似合う氷の公爵などと言われもてはやされてきた。  しかし新婚初夜に暴言を吐いた女性が、初恋の人で、命の恩人で、伝説の聖女で、妖精の愛し子であったことを知り....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【短編】「聖女として召喚された女子高生、イケメン王子に散々利用されて捨てられる。傷心の彼女を拾ってくれたのは心優しい木こりでした」

 かつて愛した人はもうこの世界にはいない。  彼女は神によって連れ去られ、俺と過ごした記憶も消されてしまった。  愛する妻が消えて二年。  奇跡はクリスマスイブに起こる。 ※無断転載を禁止します。 ※朗読動画の無断配信も禁止します。 ※他サイトにも投稿しています。 ※カクヨム版とはラストが違います....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【短編】「せっかく助け出した初恋の人に、新婚初夜に『お前を愛してないし、これからも愛することはない!』って真顔で言うとか、魔王様はアホっすか!?」

幼馴染の美少女を、根性の悪い継母と、意地悪な異母妹と、傍若無人な元婚約者から救い出した魔王様。 少女は魔王様の恩人で初恋の人でした。再会した二人はめでたく結婚。 そこまでは良かったんですが……。 新婚新婚に「お前を愛してないし、これからも愛することはない! 俺に愛されたいなど思うな!!」って真顔で言....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【短編】「私は善意に殺された」

筆頭公爵家の娘である私が、母親は身分が低い王太子殿下の後ろ盾になるため、彼の婚約者になるのは自然な流れだった。 誰もが私が王太子妃になると信じて疑わなかった。 私も殿下と婚約してから一度も、彼との結婚を疑ったことはない。 だが殿下が病に倒れ、その治療のため異世界から聖女が召喚され二人が愛し合ったこと....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【短編】「私が彼から離れた七つの理由」

私とコニーの両親は仲良しで、コニーとは赤ちゃんの時から縁。 初めて読んだ絵本も、初めて乗った馬も、初めてお絵描きを習った先生も、初めてピアノを習った先生も、一緒。 コニーは一番のお友達で、大人になっても一緒だと思っていた。 だけど学園に入学してからコニーの様子がおかしくて……。 ※初恋、失恋、ライ....
著者 : 九頭竜坂まほろん
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【連載版】「僕は侯爵家の養子だが、弟は自分が平民であることを知っているのだろうか?」

※連載版を始めました。 侯爵家の跡継ぎだった父が子爵家の令嬢であった母と駆け落ちし、生まれたのが僕だ。 両親は駆け落ちしたときにそれぞれの実家から勘当されたので平民だ。 僕は跡取りのいなくなった祖父の養子に入ったので貴族だが、両親と弟は平民のままだ。 両親と弟は祖父の情けで侯爵家の離れに住まわ....
著者 : 九頭竜坂まほろん