最強女勇者パーティのお世話係〜無能だからと魔境に置き去りにされた僕、史上最強のお姉さん達(生活力皆無)に拾われ同棲してたら世界最強になってました。今更帰れません、皆僕を手放してくれないので…

著者:茨木野

「ルカ。貴様を追放する! 昨日の鑑定結果はなんだ。スキル【  】なんて! スキルが空白なんて前代未聞だぞ!」

成人となる15歳の年に受ける『鑑定の儀』。

その儀式にて、僕はな女神からなんの力も授かってない、無能だと判明した。

由緒正しい魔法使いの一族の長男として生まれてしまった僕は、父親からの罵詈雑言を浴びせられながら、次期当主という座を弟に奪われ、家から追い出されることに。

さらに僕を処分したい父は、人の住めない【魔境】の森に僕を置き去りにする。

魔境にすむ化け物に食われそうになり、絶望的な状況の中、僕は1人の女性とあう。

「お願い助けて! なんでもするから!」

「わかった。あんたを助けてやる。そのかわりアタシの下僕になりなさい」

魔境で出会ったのは、魔王を倒した伝説の女勇者クリムだった。

命を助けてもらったぼくは、生活力皆無なパーティのお姉さんたちのお世話をすることに。

その過程で、僕は知ることになる。
スキル【  】は何もないんじゃなくて、何ものにでもなれる、最強のスキルだったことを。

僕は最強勇者パーティのお姉さんのお世話しながら剣術、魔法、治癒術を習い、世界最強のオールラウンダーとなるのだった。

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