【完結】婚約破棄されたい公爵令息は、子供のふりをしているけれど心の声はとても優しい人でした

著者:三月叶姫

北の辺境伯の娘、レイナは婚約者であるヴィンセント公爵令息と、王宮で開かれる建国記念パーティーへ出席することになっている。

その為に王都までやってきたレイナの前で、ヴィンセントはさっそく派手に転げてみせた。その姿はよく転ぶ幼い子供そのもので。

彼は二年前、不慮の事故により子供返りしてしまったのだ――というのは本人の自作自演。

なぜかヴィンセントの心の声が聞こえるレイナは、彼が子供を演じている事を知ってしまう。
そして彼が重度の女嫌いで、レイナの方から婚約破棄させようと目論んでいる事も。

必死に情けない姿を見せつけてくる彼の心の声は意外と優しく、そんな彼にレイナは少しずつ惹かれていった。

だが、王宮のパーティーは案の定、予想外の展開の連続で……?

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